月別アーカイブ: 2012年11月

種類別のケア方法。

革財布と一言でまとめても、革製品には色々な種類があります。
革製品を更に細かくすると、牛革や羊革など素材別にも分ける事が出来るのです。
革の種類によってメンテナンス方法も異なる為、革製品は知れば知れる程面白いアイテムだと私は思います。

メンテナンス方法が異なるのは、何の動物の革を使っているのかではありません。
革にどのようなコーティングが施されているのかが重要になります。
例えば一番よく見かける『銀つき革』などもコーティングの種類に入ります。
銀つき革は表面を活かした純粋な革の事を指します。

銀つき革のお手入れは主に乾拭きです。
特に汚れが目立ったり、酷い場合には市販のクリームクリーナを利用します。
ただし銀つい革の中には『アニリン仕上げ』と呼ばれる特別な銀つき革が存在します。
革の風合いを活かした銀つき革の中で、最も高品質な銀つき革です。
こういった特別な物は通常のクリームでは革にダメージを与えてしまいます。
アニリン仕上げにはアニリン仕上げ専用のクリームを使用するようにしましょう。

他にも有名な革の種類と言えば『ヌメ革』があります。
ヌメ革とはタンニンなめしを施しただけの、染色や塗装がされていない革を指します。
またタンニンなめしで作られた牛革全般をヌメ革と呼ぶ事もあります。
強度が高く使えば使う程馴染んで来る為、私はヌメ革がとても好きです。

ヌメ革は基本的に革の表面に加工が施されていない為、水濡れなどによりシミが付きやすい事が特徴です。
しかし使い込めば使い込む程、汚れの着き難い愛着のある財布になります。
つまりまっさらな状態のヌメ革程、やや汚れが着きやすく傷も目立ってしまいます。
愛着を持ってたくさんケアをしてあげる事が大切なのではないでしょうか。

またヌメ革には昔からある特別なケア方法があります!
それは『日光浴』をさせてあげる事です。
革製品のお手入れ方法の中には『陰干し』と呼ばれる方法があり、本来革製品は日光に当てる事はNGだと言われています。
ですがヌメ革の場合は日光浴をさせる事で革の内部にある油分が染み出て来る仕組みになります。

買ったばかりのヌメ革財布などは素材自体が弱い為、まず最初に日光浴をさせる事が良いと思います。
革製品のケアを行うお店でも、日光浴は行われています。
最高一ヶ月以上日光浴を行うお店もある為、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

傷付いた財布のメンテナンス。

革製品の特徴として傷が付きやすいと言う困った問題があります。
私も大事な革財布に傷は付けたく無いと思っています。
革製品は傷が付かない為に予防する必要があるのです!
特にヌメ革は革の表面にコーティングが何もされていない状態が多く、ちょっとした刺激でもスグに傷が付いてしまいます。
傷は小さな汚れのように簡単に落とす事が出来ない為、予防はとても大切です。

予防の方法として一番有効なのは、クリームなどを塗る事です。
クリームを塗る事である程度の傷を防ぐ事が出来ます。
しかしこうした予防を行っていても、傷が付きやすい事に変わりはありません。
革製品自体が傷付きやすいと言う事を理解して、なるべく傷を付けないように心がける事が大切なのではないでしょうか。

では万が一傷が付いてしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか?
私も何度かうっかりと傷付けてしまった事があります。
お会計の際につい油断して角にぶつけてしまったり、爪で引っ掻いてしまう事はよくある事です。

一度傷を付けてしまった革財布を元に戻す事は出来ません。
小さな傷の場合は傷とその周辺を指でこする事により、傷が馴染み目立たなくする事は出来ます。
特にオイルヌメ革の場合は多少傷が付いても使う内に表面の油が馴染み目立たなくなります。
傷付いた財布のメンテナンスは、何よりも使う事なのではないでしょうか。

私は傷が付いてしまっても「その内目立たなくなる」と思いそのまま使っています。
しかしどうしても傷が目立ち気になってしまうと言う方には、とっておきの方法があります!
それは傷が気になる部分に革専用クリームをしっかりと塗り、揉み込む事です。
塗る時は手で塗るのでは無く、乾いた柔らかい布を使います。
布にクリームを取りゆっくりとなじませて行く事が大切です。
一度では馴染まない事もある為、それを何度か繰り返して行く事で傷を目立たなくする事が出来ます。

他にも革の傷を隠す為の専用マニキュアなども販売されています。
傷を隠す為にはこういったアイテムを活用する事がベストだと思います。
そして何よりも傷を付けないようにと予防する意思が大切になるのではないでしょうか。

水に濡れた時の対処法!

紙などの素材は一度水に濡れてしまうと、乾かしてもシワシワになってしまいます。
もう元の綺麗な形に戻す事は不可能と言っても過言ではありません。
では革財布などにも使われる革の素材は一体どうなるのでしょうか?

革財布を見ていると感じる事ですが、とてもなめらかな印象があります。
これは元々革に含まれている油分があるからこそ、なめらかさが出ているのです。
この革製品本来のなめらかな印象が私はとても好きです。
しかし水に濡れてしまうと、その油分は抜けてしまいます。
油分が抜けた革製品はゴワゴワになってしまったり、シミになってしまいます。
特に革素材の中でもヌメ革は水に弱く、シミになりやすい為注意が必要です。

では水に濡れてしまった革財布はもう駄目なのかと言うと、そんな事はありません!
出来るだけ水に濡れないようにする事は大切ですが、突然の雨などで濡れてしまう場合もあります。
水に濡れてしまった場合は、それに対するケアを行います。

まず濡れてしまった場所を乾いた布で拭き取ります。
力一杯こすってしまうと傷が付いてしまう為、私はこの時グッと抑えるように拭き取るようにしています。
一部分が濡れてしまっている場合は、拭き取るだけで構いません。
ですが革全体が濡れている場合は、乾いたタオルや新聞紙などを詰めて型崩れを予防する事も大切です。

ある程度濡れた部分を拭き取った後は、必ず湿気が抜けるまで陰干しを行います。
完全に濡れた部分が乾いたと思っていても、意外と湿気は残っています。
湿気はカビの原因にもなる為、陰干しは必ず行った方が良いと思います。
陰干しを行う時は、必ず直射日光を避けるようにしましょう。

陰干しをした後は、水に濡れた事で失われた革の油分を補給します。
保革油などを塗る事で油分の補給になるので、革財布のケアには必須アイテムになります。
紙などの素材と違って一度濡れてしまえば使えなくなるなんて事はありません。
水に濡れた時は速やかにケアを行う事で、また元の大切な革財布に戻ってくれます。

またシミになりやすいヌメ革などもケア方法があります。
一部だけが濡れてしまった場合には、そこだけがシミになる特徴があります。
一度出来たシミを完全に取り除く事は残念ながら出来ません。
しかしわずかに湿らせた布などで全体を拭き、その後に陰干しをするとシミを目立たなくする事が可能になります。
『シミを消す』と言うよりも『シミを隠す』と言う感覚で行うと良いのではないでしょうか。

汚れを落とす方法とは?

革財布の基本ケアでも紹介したように、革財布の小さな汚れは簡単に落とす事が出来ます。
しかし汚れにも二つのケースがあり、それによって落とし方も異なります。

まず小さな汚れとも言える表面にだけ付着した汚れは、乾いた布で乾拭きをします。
その為何かの原因で汚れてしまったと思えばスグに乾拭きを行います。
小さな汚れでも汚れ方によっては、乾拭きだけでは落ちにくい事もあります。
そういった場合はぬるま湯に布を浸し、しっかりと絞った後に革を優しく拭いてあげます。
すると表面の汚れは綺麗に落ちて行きます。

革財布の汚れを落とす事で一番重要となるのは早期対応です!
「汚れてるな」と感じたら、スグに汚れを落とすようにします。
多くの汚れは汚れてからスグに落とす事で、乾拭きだけでも綺麗にする事が出来るのです。

しかし汚れてからかなり時間が経過している革財布は異なります。
時間が経ってしまっている場合、革の内部にまで汚れが浸透してしまっています。
一度乾拭きをしてみて表面をよく見てみると、汚れている部分がはっきりと判ります。
革の内部にまで汚れが浸透していると、基本的に汚れを取り除くのは不可能です。
手遅れになる前にしっかりと汚れのケアを行いたいところだと思いますね。

なぜ内部にまで汚れが浸透してしまった汚れを取り除くのは不可能かと言うと、それは革にダメージを与えてしまうからです。
もちろんぬるま湯に浸した布をしっかり絞った物で拭くと、ある程度は取り除く事が出来ます。
しかし少し汚れが目立たなくなる程度で抑えておかないと、革にダメージを与えてしまうのです。
一見丈夫な革製品のケアは、とてもデリケートだと思いますね。

私も革財布の汚れを落とす時は、慎重に行っています。
ついつい力を入れて汚れを落とそうとすると、折角の綺麗な表面にも傷が付いてしまいます。
なるべく汚さないように心がける事が大切なのではないでしょうか。

汚れてしまわないように気を付けるポイントは、未然に予防を行う事です。
革財布の汚れを予防する方法としては、防水スプレーや保革油などをぬっておく事がベストです。
そうする事で革の表面がコーティングされ、汚れは着きにくくなります。
また日々のブラッシングなども汚れの予防になる為、適度に行うようにしましょう。

カビの防止とカビの落とし方。

ブルーチーズやカマンベールチーズのような美味しいカビは喜ばれますが、革財布にとってカビは大敵になります。
革製品にはどうしてもカビが生えやすい特性があります。
私も先日久しぶりに革の手袋をタンスから出してみると、白いカビが生えていました。
他の衣服にはカビ一つ無かった事から、本当にカビが生えやすい特性なのだと実感してしまいました。

チーズ以外はどこに生えても厄介なカビですが、カビは生えやすい条件があります。
まずカビが繁殖する為に必要な物は『栄養』と『湿度』です。
革財布は普段持ち歩いている事が多い為、自然と湿度と言う条件は揃ってしまいます。
また湿気のある鞄の中や引き出しに入れておく事も条件を揃えているのではないでしょうか。

ではもう一つの条件である『栄養』は一体どんな物なのか?
それは手の油や革用のクリームがカビを生やす栄養になっています。
革製品をケアする為のアイテムがカビを繁殖させる栄養になっているのですから、カビが生えやすい特性は当たり前なのかもしれませんね。
しかし生えやすいからと言ってそのまま放置をする訳にはいきません!
革財布へのカビを予防する方法はとても簡単な事です。

まず一番重要な事は革財布を濡れたままの状態で放置しない事です。
濡れたままにしていると、湿気が溜まりあっと言う間にカビだらけになってしまいます。
なるべく保管を行う際には風通しの良い場所に保管するようにしましょう。
私もなるべく引き出しの中や鞄の中に入れておくよりも、机の上などに置いています。
雨の日は窓を閉めて湿気の無い状態にしています。
それでも不安な時は保存前に乾拭きを行ったり、乾燥剤などを一緒に入れて保管すると良いのではないでしょうか。

しかし気を付けていてもカビが生えてしまう時はあります。
だからと言って心配はありません!小さなカビは簡単に落とす事が出来ます。
革の種類にもよりますが、エナメル革のように革を強力にコーティングしている場合は表面だけを綺麗にするだけで落とす事が出来ます。
ブラッシングをして革用クリームで磨く事で、カビは簡単に落ちます。

スムースレザーの場合は革の内部にまでカビが侵食しているケースがほとんどです。
小さなカビの場合は水に濡らし硬く絞った柔らかい布で拭き取ってあげる事が大切です。
カビの範囲が狭い時は、麺棒などで落とすのも一つの方法になります。
カビを落とした後は風通しの良い場所で日干しを行います。
カビ臭さが無くなればもう完全にカビは落ちていると思います。

絶対にNGなケア方法。

革財布に使われる革素材は、非常にデリケートだと言われています。
その為ケア方法を一つ間違えると、折角の革が台無しになってしまう事もあります。
間違ったダイエットは体を壊す原因になるのと同じで、間違ったケアは革財布を駄目にしてしまう原因になります。
絶対にNGなケア方法をいくつか紹介したいと思います。

まず一番やりがちな失敗はメンテナンスで革を乾かす時に起こります。
革財布が水に濡れてしまった時は、必ず乾かさなければなりません。
この時に高温での乾燥や直射日光による乾燥は最大のNGケア方法だと言われています。
早く乾かしたいと言う気持ちは十分に判りますが、その際にドライヤーなどを使うとどうなるのでしょうか?
それは革はゴワゴワになってしまったり、固くなってしまうなど酷い状態になるだけです。
革は高温にあてられると性質が変質してしまいます。
ヌメ革以外の革製品は必ず陰干しにする事が大切です!

他にもよくある失敗例は『水拭き』をしてしまう事です。
私も一番初めに失敗してしまったのが、この水拭でした。
革製品の基本的なケアは、全て乾拭きで行うのであり水拭きではありません。
一見水拭きの方が綺麗に汚れが取れるのでは無いかと考えてしまいますが、ただゴワゴワになってしまうだけなのです。
サドルソープと呼ばれる特殊な革用石鹸を使う以外は、基本的にNGなケア方法になります。

最後にもう一つNGなケア方法は『オイル』を使用する際の失敗例です。
保革油と呼ばれるオイルは、本来革に適度なしめりや光沢を与える為に使用します。
しかし塗り過ぎてしまうと後日カビの原因になってしまう事があります。
オイル成分は革にとっても必要な成分ですが、カビにとってもまた嬉しい栄養になります。

表面に残っているオイルは綺麗に拭き取るようにすると、カビの原因にはならないので必ず拭き取るようにしましょう。
ちなみに私は基本的にオイルは塗りません。
このような失敗例があるからでは無く、自然と手に着いている油だけの保護を考えているからです。

もちろん手の油もカビにとっての栄養素となりますが、使い込むごとにツヤが増す喜びを感じる事が出来ます。
また革専用クリーナーにも保護の役割を行う成分が含まれている為、特別オイルを使う必要はありません。
水に濡れて光沢が全く無くなってしまった時だけ、使うようにするもの一つの方法なのでは無いかと思いますね。

メンテナンス用品を紹介!

革財布のお手入れを始めよう!と考えたものの、何も無い状態では中々難しい物です。
私も初めて革財布のお手入れをした時は、何も無い状態でした。
用意出来る物と言えば乾拭きをする為の柔らかい布くらいです。
しかし本格的なお手入れをして行きたいと考えた時に、いくつかメンテナンス用品を購入する事にしました。

革製品専用のメンテナンス用品はたくさんあり、どれから買えば良いのかと始めは迷ってしまうと思います。
ですが必要最低限のメンテナンス用品さえあれば、簡単にお手入れする事が出来ます。
私がいつも利用する革財布に必要なメンテナンス用品をいくつか紹介したいと思います。

まずはちょっとした日々のお手入れに利用する『革ブラシ』です。
革ブラシは革製品ケアの基本アイテムとも言われています。
ほとんどのブラシは馬の尻尾が使われている為、柔らかい素材になります。
革ブラシは汚れやホコリを落とす為には、とても重要なアイテムです!
クリームなどでケアをする前に革ブラシで汚れを取らなければ、汚れ自体をコーティングしてしまう事になります。
お手入れを始める際に一つあると、とても役立つケア用品ではないでしょうか。

その他にも私は『革専用クリーナー』などもよく利用します。
革専用クリーナーは、名前の通り汚れを取る為のアイテムです。
シミや汚れが目立つ場所に使う事で、汚れを落としシミを目立たなくする事が出来ます。
また汚れを落とす効果だけでは無く、革にツヤを出したり保護をする効果もあります。
革専用クリーナーの種類によっては、防水加工効果のある物もある為一つあると便利なメンテナンス用品ではないでしょうか。

しかし革専用クリーナーの弱点は、起毛タイプの革に使用する事が出来ない事です。
また革によっては作用が強い為、必ず目立ちにくい場所でパッチテストを行う必要があります。
私も一度その事を知らずに使ってしまい、後悔をしました。
では革専用クリーナーを使う事が出来ない革財布は、ケアが不可能かのかと言うとそんな事はありません。
革専用クリーナーを使う事の出来ないデリケートな素材には『革専用消しゴム』を利用します。

革専用消しゴムとは、消しゴムタイプの革専用クリーナーです。
ほとんどの革に対応している為、ちょっとしたお手入れにはとても役立ちます!
また消しゴムのように小さくコンパクトな為、私はいつも鞄に入れて持ち歩くようにしています。
黒ずみなどの汚れも落としてくれる為、気になった時に簡単にお手入れを行う事が出来る嬉しいメンテナンス用品だと思いますね。

革財布は大人の魅力!

財布は昔から持ち主のステータスを表す物だと言われていました。
出来るだけ高級に見える物が選ばれる傾向にあります。
財布に使われる素材は様々な物があり、その中でも特に人気が高いのは革財布です。
大人が選ぶ財布の中では一番主流なのではないでしょうか。

もちろん革製品にも合成と本革の違いがあります。
合成と比べると本革は重みもあり高級感が増す為、合成よりも好まれています。
私も最初はその違いが判りませんでしたが、今ではすっかり本革の虜になってしまいました!

革製品は財布だけに留まらず、バックや靴などでも人気がある素材です。
時代が変わっても革製品の魅力は変わらず、大人の象徴として今でも愛されているのではないでしょうか。
しかし持ち主のステータスを高く見せる事だけが革財布の本当の魅力かと言うと、決してそうではありません。
革財布には本来の魅力があります。

本革の最大の魅力は何と言っても使い込むごとに味わいが深くなる事です。
最初は全く同じ革財布を使っていても、使い方一つで異なる表情を見せます。
つまり使う人によって全く同じ財布でも異なった表情を見せると言う事です。
長く使われた革財布は持ち主の手に年々馴染み、ピッタリの財布になるのと考えられています。

また持ち主にとっても月日を経るに従い、愛着が沸いて行きます。
最初からオーダーメイドで注文しなくても、世界にたった一つだけの財布に仕上がります。
「世界にたった一つ」と言う響きに私はより一層魅力を感じてしまいます。

しかし忘れてはいけない事は、長持ちをさせると言う点です。
革財布だけに留まらず、革製品はお手入れをきちんと行えば他の材質よりもはるかに強度は高くなります。
一方お手入れをしていない革財布はどうなるのでしょうか。
それは革財布の魅力である味の深みが全く無い、ただのボロボロの財布になるのです。

何年か前に私は母とお揃いの革財布を購入しました。
買った当初は全く違いはありませんでしたが、今ではその違いが歴然としています。
母はお手入れを何度も行っている為、財布には独特の輝きがあります。
一方私はお手入れをあまりしていなかった為、高級感の欠片も無い状態になっています。
私よりも頻繁に財布を利用する母の方が、高級感は高く見える事が判りました。
革財布のお手入れは欠かせないのだと思いますね。

それ以来私も少しずつ革財布のお手入れを行うようになりました。
革製品のお手入れは難しい事ではありません。
素人でも簡単に出来る物ばかりなので、初めての方でもこれから行う事が出来ます。

革製品の基本ケアとは?

革財布や革靴など、革であれば基本的なケア方法は同じになります。
特別なケアを行う事はもちろん大切ですが、日々のケアを怠ってはいけません。
私は革製品のケアを肌のお手入れと同じような感覚で行うようにしています。

まず革財布の基本的なケアは、使う事です。
私は以前まで革財布は特別な日にだけ利用していました。
毎日使っているとそれだけダメージが大きくなるのでは無いかと考えていたからです。
もちろんケアを行わずに使い続けると財布はボロボロになってしまいますが、ずっと使わずに置いておくのもダメージの原因になります。

革財布などに使われる革素材は人が使う事で手の油などが財布に付着します。
一見「手の油が着くのは汚いのでは?」と思いますが、実は油が革の保護の役割を果たします。
つまり触る事自体が日々の革製品のケアになっていると言う事です!
触るだけでケアになるのであれば、たくさん使うに越した事はありません。

しかし365日使い続ければ良いのかと言うと、決してそうではありません。
革製品には適度な休息も大切です。
大体週に一度か二度は休ませてあげるのがベストではないでしょうか。
特におろしたての革財布は大変水に弱い為、雨の日などの濡れやすい日は避けるようにしましょう。

そしてもう一つ日々のケアで忘れてはいけない事は『乾拭き』と『ブラッシング』です。
なるべく柔らかく乾いた布で革の表面を拭いたり、ブラッシングする事で汚れを落とす事が出来ます。
その時に注意をしなければいけない事は、力を入れ過ぎてしまわない事です!
ついつい力が入り過ぎゴシゴシとしてしまうと、傷が付いてしまいます。
乾拭きやブラッシングは優しく撫でるよう行う事がベストです。

ちなみに乾拭きやブラッシングは革についたホコリや砂などの汚れを落とす為だけでは無く、革本来の魅力を惹きたてる効果もあります。
革製品は磨く事により革にある油分が表面に出て来る仕組みになります。
磨けば磨く程ツヤが出て来るので、お手入れのし甲斐は十分にあると思いますね。

日々のお手入れを行う事により革独自のツヤを惹きたてる事はもちろんですが、早めにケアを行う事で汚れも取れやすくなります。
ずっと汚れを溜めてしまうと、取りにくい頑固な汚れになってしまう事もあります。
どんなケアよりもまずは基本的な日々のケアを忘れないようにしましょう。