種類別のケア方法。

革財布と一言でまとめても、革製品には色々な種類があります。
革製品を更に細かくすると、牛革や羊革など素材別にも分ける事が出来るのです。
革の種類によってメンテナンス方法も異なる為、革製品は知れば知れる程面白いアイテムだと私は思います。

メンテナンス方法が異なるのは、何の動物の革を使っているのかではありません。
革にどのようなコーティングが施されているのかが重要になります。
例えば一番よく見かける『銀つき革』などもコーティングの種類に入ります。
銀つき革は表面を活かした純粋な革の事を指します。

銀つき革のお手入れは主に乾拭きです。
特に汚れが目立ったり、酷い場合には市販のクリームクリーナを利用します。
ただし銀つい革の中には『アニリン仕上げ』と呼ばれる特別な銀つき革が存在します。
革の風合いを活かした銀つき革の中で、最も高品質な銀つき革です。
こういった特別な物は通常のクリームでは革にダメージを与えてしまいます。
アニリン仕上げにはアニリン仕上げ専用のクリームを使用するようにしましょう。

他にも有名な革の種類と言えば『ヌメ革』があります。
ヌメ革とはタンニンなめしを施しただけの、染色や塗装がされていない革を指します。
またタンニンなめしで作られた牛革全般をヌメ革と呼ぶ事もあります。
強度が高く使えば使う程馴染んで来る為、私はヌメ革がとても好きです。

ヌメ革は基本的に革の表面に加工が施されていない為、水濡れなどによりシミが付きやすい事が特徴です。
しかし使い込めば使い込む程、汚れの着き難い愛着のある財布になります。
つまりまっさらな状態のヌメ革程、やや汚れが着きやすく傷も目立ってしまいます。
愛着を持ってたくさんケアをしてあげる事が大切なのではないでしょうか。

またヌメ革には昔からある特別なケア方法があります!
それは『日光浴』をさせてあげる事です。
革製品のお手入れ方法の中には『陰干し』と呼ばれる方法があり、本来革製品は日光に当てる事はNGだと言われています。
ですがヌメ革の場合は日光浴をさせる事で革の内部にある油分が染み出て来る仕組みになります。

買ったばかりのヌメ革財布などは素材自体が弱い為、まず最初に日光浴をさせる事が良いと思います。
革製品のケアを行うお店でも、日光浴は行われています。
最高一ヶ月以上日光浴を行うお店もある為、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。