汚れを落とす方法とは?

革財布の基本ケアでも紹介したように、革財布の小さな汚れは簡単に落とす事が出来ます。
しかし汚れにも二つのケースがあり、それによって落とし方も異なります。

まず小さな汚れとも言える表面にだけ付着した汚れは、乾いた布で乾拭きをします。
その為何かの原因で汚れてしまったと思えばスグに乾拭きを行います。
小さな汚れでも汚れ方によっては、乾拭きだけでは落ちにくい事もあります。
そういった場合はぬるま湯に布を浸し、しっかりと絞った後に革を優しく拭いてあげます。
すると表面の汚れは綺麗に落ちて行きます。

革財布の汚れを落とす事で一番重要となるのは早期対応です!
「汚れてるな」と感じたら、スグに汚れを落とすようにします。
多くの汚れは汚れてからスグに落とす事で、乾拭きだけでも綺麗にする事が出来るのです。

しかし汚れてからかなり時間が経過している革財布は異なります。
時間が経ってしまっている場合、革の内部にまで汚れが浸透してしまっています。
一度乾拭きをしてみて表面をよく見てみると、汚れている部分がはっきりと判ります。
革の内部にまで汚れが浸透していると、基本的に汚れを取り除くのは不可能です。
手遅れになる前にしっかりと汚れのケアを行いたいところだと思いますね。

なぜ内部にまで汚れが浸透してしまった汚れを取り除くのは不可能かと言うと、それは革にダメージを与えてしまうからです。
もちろんぬるま湯に浸した布をしっかり絞った物で拭くと、ある程度は取り除く事が出来ます。
しかし少し汚れが目立たなくなる程度で抑えておかないと、革にダメージを与えてしまうのです。
一見丈夫な革製品のケアは、とてもデリケートだと思いますね。

私も革財布の汚れを落とす時は、慎重に行っています。
ついつい力を入れて汚れを落とそうとすると、折角の綺麗な表面にも傷が付いてしまいます。
なるべく汚さないように心がける事が大切なのではないでしょうか。

汚れてしまわないように気を付けるポイントは、未然に予防を行う事です。
革財布の汚れを予防する方法としては、防水スプレーや保革油などをぬっておく事がベストです。
そうする事で革の表面がコーティングされ、汚れは着きにくくなります。
また日々のブラッシングなども汚れの予防になる為、適度に行うようにしましょう。